販売ノウハウ

売れるショップの「商品説明文」【6W2Hと書き方の5のコツ】

こんにちは!ayaです。

皆さんは、商品の説明文に力を入れていますか?

商品説明文は、商品画像と同じく購入の決め手となる重要な役割を果たします。
商品画像が良くても、商品説明文によってお客様を逃してしまうこともあります。

今回は、商品説明文で意識すべき6W2Hと書き方のコツを解説します。

6W2Hとは?

お客様が知りたい情報は、大きく分けて8つです。
その頭文字をとって6W2Hと表現されます。

下記の商品画像を例に、商品説明での6W2Hを解説していきます。

6W2H盛り込む情報実際に伝える情報
何を
(What)
商品(特徴・材質・機能・サイズ・色など)・淡水パール5.5mm×2.5mm
・金属14kgf
・全長40cm
いつ
(When)
季節・期間・冠婚葬祭・イベントなど・卒入学式
・結婚式
どこで
(Where)
産地・販売ルート・販売店・当店オリジナルデザイン
・淡水パール=〇〇産
・天然石=〇〇産
・金属=〇〇産
誰が
(Who)
生産者・メーカー当店で製作
なぜ
(Why)
提供できる価値・解消できる悩み・商品ストーリー・金属アレルギーでも比較的に安心して使える金属。
最近は粗悪品が多く出回っているが、当店の金属は産地(製作社)が明確なアメリカの業者から直接仕入れている。
誰に
(Whom)
ターゲット・金属アレルギーや敏感肌で悩んでる人
・淡水パールや天然石の本物の輝きを手軽に楽しみたい人
どのような/どうやって
(How)
商品の使用方法・サポート内容・お子様が主役の卒入学式に上品に合わせられる。
・小粒パールが入りスッキリしたデザインなので、普段のTシャツにも合わせられる。
いくらで
(How much)
価格・割引・支払い方法・¥4,100(税込)
・¥8,000以上購入で、送料無料

簡単にまとめてみました。


このように、1項目ずつ箇条書きで整理すると、
お客様の知りたい情報を文章にまとめやすくなります。

6W2Hは、商品説明の基本となります。

基本を理解した上で、商品説明文を書く際の5つのコツを紹介していきます。

商品説明文の書き方5のコツ

商品説明で重要なポイントは「お客様目線」です。

・何を知りたいか
・何に不安を感じるか
・どんな情報があると嬉しいか


5つコツも、常にお客様目線で考えている内容です。

商品の詳細な情報を伝える

商品の販売で、商品画像はとても重要です。
しかし、商品画像だけでは伝えられない情報があります。

文章で詳細な情報を記載することで、お客様は商品をより深く知ることができます。


例えば、アクセサリーで知りたい情報。

・サイズ
・重さ
・素材
・素材の産地
・金属アレルギー対応の有無
・ピアスからイヤリング変更の有無
などなど…

よくあるミスは、サイズ・素材の説明不足


例えば、【淡水パールと14kgfの金属のネックレス】の場合。
・ネックレスの全長は書いてあるのに、パールのサイズが書いていない。
・使用金属を14kgfと書いているのに、14kgfとはどんな金属なのか説明がない。

詳細な情報を記載することで
商品が手元に届いた時、「イメージと違う!」という事が圧倒的に減ります。

購入することで得られる価値を伝える

売れている商品の文章には、商品自体の情報だけではなく、
その商品がお客様自身にとって、どんな利益・価値があるのか。ということが書かれています。

簡単に言うと、この商品は体型カバーしてくれますよ。足長効果がありますよ。のように
「この商品を買うことで、どんな良い未来が待っているのか」
想像できる内容を書くと、お客様の購買意欲が高まります。

例えば、このネックレスは1月〜4月によく売れます。
理由は、お客様が「子供の卒入学式につけて行くから」です。

お客様は、ただ単にネックレスが欲しい!ではなく
子供の卒入学式のためのネックレスが欲しい。なのです。

商品の価値について説明

控えめながら華やかさのあるデザイン。
お子様が主役の卒入学式、フォーマルに合う照りの綺麗な淡水パールです。
卒入学式の後も、お子様の行事でも合わせていただける、やりすぎ感のない上品な印象に仕上げてくれるネックレスです。
フォーマルにはもちろんのこと、Tシャツとデニムのパンツにサラッと合わせるだけで大人カジュアルになります。

他にも、日常的に使う商品で
華奢なロングネックレスの場合。

商品の価値について説明

ロングネックレスは、縦に長く見せるのでスタイルアップ効果があります。
ペンダントの重みでチェーンがシャープなVシルエットになるので、タートルネックやハイネックに合わせるとスッキリした印象になります。

「どんな服にも合うネックレスです!」のような曖昧な表現では、誰の心にも響きません。

デメリットや注意点がある場合は、必ず伝える

商品のデメリットや注意点がある場合は、必ず伝えることが大切です。
正直に書くことで、購入後のトラブルも抑えられます。

デメリットを伝える場合は、対策法も説明します。
そうすることで、顧客の信頼を獲得するメリットになります

例えば金属14kgfの場合

〜デメリット〜
汗・化粧品等に反応して、変色することがある。

〜対策〜
使用後は、柔らかい布で汚れを拭き取り、ジュエリーBOXなど日の当たらない場所に保管。


淡水パールのように、一粒一粒のサイズが微妙に異なる場合は
使用素材の欄に注意点を書きをします。
※黄色の線が注意点です。

使用素材への注意書き

【使用素材】
・淡水パール ポテト:約5〜5.5mm
(個体差があります。あくまでも目安です。)

または、

【使用素材】
・淡水パール ポテト:約5mm(±0.5mm)
(個体差があります。あくまでも目安です。)

読みやすい文章を心がける

商品の情報がスムーズに伝わるよう、シンプルで見やすい文章に仕上げることが重要です。


今は、スマホから購入するお客様が増えているため
小さな画面でも読みやすくする工夫が必要です。

読みやすい工夫

  • 一つ一つの文章を短く
  • 最もアピールしたい特性は冒頭に
  • 改行・余白を作る
  • 専門用語は避け、わかりやすい言葉で
  • 数字・注意点などは箇条書き

一文が短い、余白がある、箇条書きされていると、パッと見た時に情報が入ってきやすいです。

素晴らしい文章でも、読まれなければ意味がありません。
重要なのは、パッと見て情報が入ってくることです。

キーワードを意識

お客様が、自分の商品を検索する際に、使いそうなキーワードを考えます。

そのキーワードを、商品紹介文に盛り込みむと検索されやすくなります。
ただし、キーワードを使いすぎると、お客様にとって読みにくい文章となるので注意が必要です。

一番重要なのは、説明文は一度書いたら終わりにしない!ということです。

その年によって、流行りがあります。
季節によって人気の素材やデザインがあります。

キーワードも、その都度 変わることがあります。
その時に一番最適な説明文に変えていく必要があります

【例】

・1〜12月:安定的に売れる

・1〜3月卒入学式用に売れる

・3〜4月卒入学のお祝いで母から娘へのプレゼントとして

・5~6月結婚式用に売れる

まとめ

いかがでしたか?

今回は、商品説明文で意識すべき6W2Hと書き方のコツ5つをしご紹介しました。

商品説明文の基本・6W2H

・何を(What)
・いつ(When)
・どこで(Where)
・誰が(Who)
・なぜ(Why)
・誰に(Whom)
・どのような/どうやって(How)
・いくらで(How much)

 

商品説明文の書き方のコツ5つ

①商品の詳細な情報を伝える

②購入することで得られる価値を伝える

③デメリット・注意点があれば、必ず伝える

④読みやすい文章を心がける

⑤キーワードを意識

商品紹介文は一回書いたら終わりではありません。
季節や年ごとに見直して、より良い文章を書いてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

-販売ノウハウ
-, ,