これから、ハンドメイドを始めようとする人によく聞かれる質問。
- 「minneとCreemaは、どっちの方が売れる?」
- 「iichiって手数料が高いし出品しないほうがいいの?」
多くの方が、最初にどのサイトへ出品すべきか迷うようですね。
商品が売れるかは、作品の良し悪しよりも“見てもらえる機会の多さ”が売上を左右することは少なくありません。
どのサイトに・どんな人が・どれだけ集まっているのかを知ることが、販売戦略の第一歩になります。
今回の記事では、minne・Creema・iichiでハンドメイド販売をしてきた私が、最新のデータと経験談から3社を比較。
この記事を読むと、自分の商品と相性の良いサイトが見つかります。
こんな人におすすめの記事
- どのサイトで販売するか悩んでる
- 3つのサイトの比較が見たい
- 実際に販売経験のある人の経験談を知りたい
この記事を書いた人:Aya 今までminne・Creema・iichi・dクリエイターズ・tetoteなどのハンドメイドマーケットで販売してきた経験があり、現在も現役です。 |
【結論】minne・creema・iichiのどこがオススメ?目的別の使い分け

なぜ、1つのサイトだけで販売するのがリスクとなるのかは、後ほど説明します。
この2つを同時に使えば、広い層に届きやすく単価も上げやすいので最初のステップに最適です。
「iichi」は、手数料20%と高いため、万人におすすめできるサイトではありません。
iichiがおすすめな人
- 自分のブランド力を高めたい
- 高単価の商品で利益がしっかりと取れる
2026年おすすめの組み合わせパターン

タイプ別に、おすすめのサイトの組み合わせパターンを紹介します。
| タイプ | おすすめの組み合わせ | 特徴 |
| 安定重視 | minne | ユーザー数と単価のバランスが良い。 |
| ブランド・高単価志向 | Creema+iichi | ブランド性・アート性を重視。 |
| 拡大志向 | minne | 外部のECも使い、よりブランド力を高め、ブランドのコアファンを増やし、収益を上げる |
個人的には、minne+Creema+BASEがおすすめ
BASEに出品するなら、自分専用のURLを作ってください。
【例】

専用URLなら、BASEから他サービス(STORESやメイクショップ)に移行しても、そのままのURLでお客様を確保したまま移れます。
【重要】なぜ2つのサイト(アプリ)に出品するべきなのか

理由は、1つのサイト(アプリ)に依存するのは危険だからです。
危険な理由は2つ。
危険な理由
- サイト(アプリ)が閉鎖したら収入が絶たれる
- 月の売り上げが不安定になりやすい
なぜ危険なのか順番に説明します。
①サイトが閉鎖したら収入が絶たれる
勘違いしてはいけないのが、お客様はあなたのお客様ではないということ。
minne・Creema・iichiを信用して個人情報を登録したお客様が、その中であなたの商品を購入しているだけです。

そのため、サイトが閉鎖すればお客様を失い、売上は0円になります。

ポイント
閉鎖した後、他のサイトやホームページを探してまで、あなたの商品を購入してくれるお客様は思っている以上に少ないです
だからこそ、1つのサイトに頼ってしまうと、何かあった時には大変なことになってしまいます。
②月の売上が安定しにくい
売上の波はよくあります。
1つのサイトにだけ頼ってしまうと、下記のようなことが起こります。
【売り上げの波の例①】
1月:メルマガに掲載され売上60万
2月: 売上20万まで下がる
【売り上げの波の例②】
1月:売れ筋商品のおかげで月20万円
2月:売れ筋商品が欠品のため月2万円まで落ち込む
minne・Creema・iichiでは特色が違うので、売れる商品も少し異なります。
複数で販売していれば、片方が落ち込んでももう片方で補えるため、全体の収益が安定しやすいです。
【体験談】1つのサイトにこだわったことで失敗した私の話
初心者だった私は、できる限りのサイトに登録・出品しました。
登録したサイト
minne・Creema・iichi・dクリエイターズ・tetote・カラーミーショップ
※dクリエイターズはdocomoのハンドメイドマーケット
そんな中、dクリエイターズだけで月30~50万円を売り上げるように!
よし!dクリエイターズを伸ばしていこう!!
他のサイトも少しは売り上げていたのに、出品をやめてしまいました。
dクリエイターズの売り上げは伸びていき、dクリエイターズ以外の売り上げはゼロ。
そんなある日ニュースが!

結果、dクリエイターズのお客様を失い、売り上げもゼロ。
また一から他のサイトでやり直すことになりました。
他のサイトも頑張っておくんだったと大後悔
1つのサイトだけに自分のブランドを任せてしまうことは危険!!やめましょう。
minne・Creema・iichiの手数料・コスト比較と利益シミュレーション

ハンドメイド販売で一番気になるのが手数料・コストです。
せっかく商品が売れても、コストを把握していなければ、思ったような利益は残りません。
ここでは、minne、Creema、iichiの主要コストを比較し、実際の利益をシミュレーションしてみました。
基本情報で比較
| minne | Creema | iichi | |
| 運営会社 | GMOペパボ株式会社 | 株式会社クリーマ | iichi株式会社 |
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
| アプリの有無 | あり | あり | あり |
3つのマーケットともに、初期費用・月額費用は0円。
今日からでも始めることが可能!
アプリもあるので、外出していてもスマホからでも注文状況がわかるので便利です。
販売手数料・振込手数料で比較
| minne | Creema | iichi | |
| 販売手数料 | (商品価格+オプション+送料)×10.659%(税込) | (商品価格+オプション+送料)×10.67%(税込) フードは決算総額の15.4%(税込) | 商品価格の20%(税込) |
| 海外の販売手数料 | 商品価格+送料の10.659%(税込) | 決算総額の21%+一取引42円(税込) | iichiの姉妹サイトpinkoiで販売した場合 |
| 振り込み手数料 | 220円 | 3万円以上:275円 3万円未満:200円 | 160円 PayPay銀行:55円 |
minneやCreemaは、送料からも手数料が取られてしまうため注意してください。
私は、送る地域によって料金が高くなる配送方法は使用していません。
(例えば、宅急便・ゆうパック)
iichiの販売手数料は高いので、きちんと利益が出せることが確認できてから、出品しましょう。
商品価格別の利益計算例(シミュレーション)
実際にどれくらいの利益が残るのか、以下の条件でシミュレーションしてみましょう。
| 項目 | minne | Creema | iichi |
| 販売価格 | ¥5,000 | ¥5,000 | ¥5,000 |
| 送料 | (¥185) お客様負担額 | (¥185) お客様負担額 | (¥185) お客様負担額 |
| 販売手数料 | (商品価格+オプション+送料)×10.659%(税込) | (商品価格+オプション+送料)×10.67%(税込) ¥553 | 商品価格の20%(税込) ¥1000 |
| 販売価格ー販売手数料 | ¥4,448 | ¥4,447 | ¥4,000 |
| 原価 | ¥1,660 | ¥1,660 | ¥1,660 |
| 最終利益 | ¥2,788 | ¥2,787 | ¥2,340 |
minneとCreemaの差はほとんどありませんね。
5,000円だと、iichiとの差もそこまで感じませんが、売上が伸びてくると、この差が効いてきます。
次の「売上別のコストパフォーマンス」を見てみましょう。
売上別のコストパフォーマンス
単純計算による月の売上別のコストパフォーマンスを見てみましょう。
| 月の売上金額 | minne最終利益 | Creema最終利益 | iichi最終利益 |
| 5万円 (10点売れた) | ¥27,880 | ¥27,870 | ¥23,400 |
| 10万円 (20点売れた) | ¥55,760 | ¥55,40 | ¥46,800 |
| 20万円 (40点売れた) | ¥111,520 | ¥111,480 | ¥93,600 |
| 50万円 (100点売れた) | ¥278,800 | ¥278,700 | ¥234,000 |
売上の金額が大きくなるほど、手数料率の違いがダイレクトに響くのが分かります。
特にiichiは、利益率が高く高単価の商品を販売しないと「忙しいのに利益がない」という状態になります。
集客力・ユーザー数の最新データ比較

作品の売上を左右する最も重要な要素の一つが集客力。
どれだけ素晴らしい作品でも、人目に触れなければ売れません。
ここではminne・Creema・iichiの規模やユーザ層・購買力を見ていきましょう。
規模・年齢層・性別・購買力の比較
ユーザー数が多いほど、作品を閲覧される機会が増えます。
| minne | Creema | iichi | |
| アプリDL数 | 1546万件以上 | 1200万件以上 | 非公表 |
月間アクティブユーザー数(目安) | 最大級 | minneに次ぐ規模 | ニッチ市場 |
ユーザー層 | 20~30代が中心※1 女性が9割 アクセサリー・小物が売れ筋 | 20~40代が中心 | minne・creemaに比べて男性ユーザーも多い |
注文単価 | ¥3,921※2 (2023年度) | ¥5,480※3 (2023年度) | ー |
流通総額 | 129.0億円※2 (2023年度) | 165.8億円※3 (2023年度) | ー |
購買力・志向 | カジュアル・トレンド重視 手頃な価格帯 | 質・デザイン重視 高価格も許容 | 作家性・背景・品質重視 上質な手仕事 作品へのこだわり |
※1: makeshop knowhowより
※2:minne(GMOペパボ)の決算説明会資
※3:creemaの決算説明会資料
それぞれ少しずつユーザー層が異なるので、2つのサイトに出品することで、幅広い層に届けることができます。
安定した利益が見込める「minne+Creema」。こだわりが強く価格帯が高ければ「Creema+iichi」
私の販売経験からの比較
私個人が、minne・Creema・iichiで販売していて感じたことを
minne
- 自分のブランドのフォロワーが少ないときでも閲覧数が多い
- ~4,000円の商品が一番売れる
- 5,000円〜はCreemaやiichiに比べると売れ方が鈍い
Creema
- 4,000~7,000円台の商品がよく売れる
- 8,000円〜10,000円台の商品でも売れる
- クリスマスは男性のお客様もアクセサリーの購入が増える
- 特集に商品が載った時の売れ方はすごい
iichi
- 良い品質やこだわりを持った商品が売れやすい
- 高価格帯も売れる
- まとめ買いをするお客様が多い
iichiは、まとめ買いのお客様がダントツに多く、一人当たりの単価が高かったです。
アクセサリーのまとめ買いで5万円以上を購入された方もいました
まとめ

minne・Creema・iichiのどれか1つに絞るのではなく、2以上のサイトに出品して、より多くのお客様の確保と安定した売り上げを目指しましょう。
商品を販売しても、最初はなかなか売れないことが多いです。
そのため、どこに出品するかをいつまでも悩み過ぎず、とにかく1日も早く販売を始めることの方が大切です。
おすすめの組み合わせは下記の通り
| タイプ | おすすめの組み合わせ | 特徴 |
| 安定重視 | minne | ユーザー数と単価のバランスが良い。 |
| ブランド・高単価志向 | Creema+iichi | ブランド性・アート性を重視。 |
| 拡大志向 | minne | 外部のECも使い、よりブランド力を高め、ブランドのコアファンを増やし、収益を上げる |
minne

出典:minne
アプリのダウンロード数が多く、商品が目にとまる確率が高いので、初心者におすすめのサイト
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Creema

出典:creema
Creemaは、ハンドメイドならではの他ではなかなか無い商品で質の良い商品が好まれます。
幼稚園や小学生を子供に持つ世代の女性も多いので、卒入学式に合わせたアイテムが注目されると、かなりの売り上げになります。
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iichi

出典:iichi
iichiは、「ここでしか手に入らない!」「こだわりの一品!」「質の高い商品!」そんなこだわりのあるアイテムを探しているお客様が多いです。
金額より質を重要するお客様が多いので、そんな作品を作っているならiichiはピッタリ。
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BASE

出典:BASE
さらにブランド力を高め、利益をあげたいなら、minneとCreemaの他にBASEで自分の販売サイトを持ちましょう!
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