minne・creema・iichiの比較

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【2023年】売れるのはどこ?Creema・minne・iichiを比較。オススメのマーケットは?

今回は、ハンドメイドマーケットで人気の高い「minne」「creema」「iichi」を比較して、どこで販売したら良いのかを、比較・解説していきます。

筆者画像

この記事を書いた人:Aya

今までminne・creema・iichi・dクリエイターズ・tetoteなどのハンドメイドマーケットで販売してきた経験があり、現在も販売中の現役者です。
経験とそれぞれの会社の情報からマーケット選びのポイントをお伝えします。

minne・creema・iichiのどこがオススメ?

結論から言うと、2つのマーケットへの出店がオススメです。
手数料・アプリの使いやすさから「minne 」「creema」がオススメ。
※詳しい理由は、minne・creema・iichiの比較で解説。


また、1つのマーケットだけでの販売はオススメしません。
その理由は、1つのサイトに頼り過ぎるのは危険だからです。

なぜ危険なのか次で説明します。

1つのマーケットだけでの販売が危険な理由

1つのマーケットだけでの販売が危険な理由は2つ。

①マーケットが閉鎖したら収入が絶たれる

②月の売り上げは安定しにくい

一つずつ説明します。

①サイトが閉鎖したら収入が絶たれる

忘れてはいけないのが、ハンドメイドマーケットで購入するお客様は、minne・creema・iichiのお客様であり、あなたのお客様ではないということです。
minne・creema・iichiを信用して個人情報を登録したお客様が、そのマーケット内であなたの商品を購入しているだけです。

マーケットと買い手と売り手の関係性の図

なので、マーケットが閉鎖すればお客様を失い売り上げは0円になります。

マーケット閉鎖で収入がなくなる画

閉鎖した後、あなたの商品を違うマーケットやホームページを探してまで購入してくれるお客様は思っている以上に少ないです。

マーケットで獲得したお客様は、あくまでもマーケットのお客様であると思った方がいいです。

②月の売り上げは安定しにくい

売り上げの波は結構あると思った方が良いです。

例えば、以下のような事もよく起こります。

creemaでメルマガに掲載された月は、売り上げが60万。
翌月は、サイトで作品が紹介されず 売り上げは10〜20万まで下がる。

そして、月の売り上げを安定させるのに重要なのが「売れ筋商品があること」。
売れ筋商品が一つもない状態では、売上の安定は難しいです。


売れ筋商品によって売り上げは安定し、売れ筋商品の効果で他の作品も見てもらえて、購入される機会が増えます。

そうは言っても、売れ筋商品を出し続けていくのは大変です。

そこで、2つのマーケットに出品することで月の売り上げを極端に減らすことを避けましょう!

minne・creema・iichiの比較

3つのマーケットを比較して、どのマーケットが自分に合っているのか探してみてください。

基本情報で比較

3つのマーケットともに、初期費用・月額費用は0円。
今日からでも始めることが可能!

 minnecreemaiichi
運営会社GMOペパボ株式会社株式会社クリーマiichi株式会社
初期費用0円0円0円
月額費用0円0円0円

今はスマホで買い物をする人も増えているので、アプリがある・SNSに強いマーケットの方が売れやすいです。

 minnecreemaiichi
アプリDL数1300万件以上1200万件以上アプリなし
作品数1500万点以上1400万点以上38万点以上
作家・ブランド数83万件24万人-
Instagram29万人以上12万人以上2万人以上
X(旧twitter)23万人以上7万人以上2万人以上

※minneの数は2022年2月末時点
※creemaの数は2022年9月時点

「minne」「creema」はアプリがあるので、家の中・移動中と場所を問わず見ることができ購買率も上がります。

スマホのアプリは、売り手側としても便利!
お客様が「商品を購入した」「入金があった」「問い合わせがあった」などの重要事項が、プッシュ通知でリアルタイムで知らされるので、すぐに対応することができます。

手数料で比較

マーケットの手数料は高めです。
その分、マーケット側がお客様にメルマガ・クーポン配布・キャンペーンなどで購入されやすい環境を作ってくれます。

 minnecreemaiichi
販売手数料商品代金+送料の
10.56%(税込)
作品・素材
11%(税込)
20%(税込)
フード
一律15.4%(税込)※1
台湾・香港サイト
一律21%(税込)※1 +1取引あたり42円(税込)
振込手数料220円3万円未満:176円160円
3万円以上:276円PayPay銀行なら55円
PayPay銀行なら55円

※1:決済総額に対するパーセンテージ

iichiの販売手数料は高いので、きちんと利益の出る商品を販売しないと、売れて忙しいのに儲からない。という状況に陥るので気を付けてください。

機能の使いやすさで比較

アプリがあるminneとcreemaが圧倒的に使いやすいですが、ここではもう少し細かい機能面での使いやすさを比較します。

商品の登録方法など、基本的なことは3社ともそれほど変わらないので、私が実際に使っていて「便利だな」「不便だな」と感じるところを比較しました。

 minnecreemaiichi
パソコンスマホアプリパソコンスマホアプリパソコン
アクセス解析×
作品の並べ替え×
休業日の通知××

アクセス解析

アクセス解析があることで、売れるための対策が取れるので、とても重要なシステムです。
アクセス解析は、毎日チェックしてお客様の流れを把握することが大切です。

【アクセス解析の内容】

minneのアクセス解析

  • 作品ページの総アクセス数の推移
  • 作品アクセスランキング
  • 訪問時の検索キーワード

minneは、アクセス解析がしっかりとあるので対策しやすいです。
どんなキーワードを入れえたら訪問者が増えるのか、新作を出す時間によって訪問者の人数は変わるのかなど、わかることが多くあります。

creemaのアクセス解析

  • 作品別の総アクセス数

※プロモーションのお金を支払うことで、アクセス解析ができるようになります。

creemaは、料金を支払うことでしかアクセスの解析ができないのがマイナスです。
正確な数値が把握できないため、手探りで対策していくしかありません。

iichiのアクセス解析

  • ショップのアクセス数(前日・今月・先月・累計)
  • アクセス数の推移(日ごと・月ごと)
  • 作品別で今月のアクセス数と累計

iichiは、ダントツでアクセス解析が優れています。
比較がしやすいので、どんな行動によってお客様が増え・減るのかがわかり、売れるための対策がしやすいです。

作品の並べ替え機能

作品の並べ替えは、よく使う機能です。
季節によって・売れ筋によってなど様々な条件で並べ替えます。

季節やお客様の動向により商品の配置を変えると売上の伸びも変わるので重要な作業となります。

minneは、パソコンとスマホアプリの両方に並べ替え機能があります。
感覚的に動かせないので不便さを感じます。

パソコンとスマホのアプリでは操作方法が異なるのですが、今回はアプリの画面を見てみます。

minnneのスマホアプリの並べ替え機能

1番目に並んでる商品を1〜315番の中でどこに移動させますか?ということです。
並べ変えたい場所の番号を把握してから変える必要があるので、大量に並べ替えたい時は不便です。

creemaとiichiは、感覚的に並べ替えができてラクに理想的な仕上がりがになります。
カーソルを移動させたい商品に合わせてクリックしたまま、好きな場所まで移動させるだけでOK。

creemaとiichiの作品の並べ替え方法の画像

一つ残念なのは、creemaのアプリでは並べ替え機能がないということ。
スマホのアプリでも、この作業ができたら本当に便利です。

休業日のお知らせ

休業日は、注文や問い合わせの対応が翌日となりますよね。
ただ、休業日と知らずに注文や問い合わせをしたお客様は、丸一日対応がないと不安になります。

なので、休業日のお知らせ機能はかなり重要です。

残念なことに、minneには休業日を知らせる専用の機能がありません。
私は、ショップ情報のスペースに書くようにしていますが、見てる人は少ないだろうなと思います。

minneの休業日の記載の仕方

creemaとiichiは、休業の設定をすると商品の一つ一つに休業日のお知らせが入るので助かります。
お客様のほとんどが、休業日を理解した上で購入・お問い合わせしてくれます。

creemaの休業日のお知らせ方法の画像

ただ、この機能はcreemaのアプリには付いていないので、休業日の設定も解除もパソコンから行う必要があります。

小さなことですが、休業日設定があることで「売り手」「買い手」ともに不安なく取引きができるので、重要な機能です。
これが、ちょっと気が休まらなくてストレスです。

売れやすい商品で比較

マーケットには、それぞれの売れる商品の特徴があります。

ただ、今ではどのマーケットもお客様の数は多いので「ここのマーケットでは、こういった傾向のデザインのアイテムは売れない!」ということはないので、あまり深く考える必要もありません。


あくまでも、売れやすい商品の傾向です。

minne

minneのトップ画面

出典:minne

minneは若い層のお客様も多く、動物などキャラクター物のアイテムが売上の上位にランキングされていることが多いです。
また、お手頃価格で可愛い商品が売れやすい傾向にあります。

creema

creemaトップ画面

出典:creema

creemaは、ハンドメイドならではの他ではなかなか無い商品で質の良い商品が好まれます。

ウエディング商品・子供向け商品・卒入学式に合わせた商品・シンプルだけどこだわりのある服・小物などが多くランキングに入っていて、年齢層もminneよりも少し高めになります。

iichi

iichiトップ画面

出典:iichi

iichiは、「ここでしか手に入らない!」「こだわりの一品!」「質の高い商品!」
そんなこだわりのあるアイテムを探しているお客様が多いです。

金額よりも質を重要としているお客様が多いので、そんな作品を作っているならiichiはピッタリです。

ただしiichiで販売するなら、手数料が20%と高額なので、きちんと利益が出るように販売価格を設定する必要があります。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、creema・minne・iichiを比較してみました。

商品を販売しても、最初はなかなか売れないことが多いです。
なので 出店場所をあまり悩み過ぎず、とにかく1日も早く販売を始めることの方が大切です。

おすすめは、
スマホからでも管理ができる点と、手数料の観点からminne creemaでの販売す。

こだわりの作品で、手数料が20%かかっても利益がしっかりと出るならiichi も良いマーケットなので、そんな人にはiichi creema がおすすめす。

ぜひ、自分に合ったマーケットを見つけて素敵な商品を販売してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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