この記事で解決できるお悩み
- 資格はいらない?
- 資格がいらない理由は?
- 資格が必要な人はいる?
この記事では、こんな悩みを解決できます。
実際に私は、ハンドメイドアクセサリーに関する講師の資格も取得し、10年以上ハンドメイド作家として活動しています。その経験から、答えていきます。
ハンドメイドアクセサリーを例にして解説をしますが、他のハンドメイドでも同じなので参考になります。
![]() | この記事を書いた人:Aya
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ハンドメイドの資格はいらない?
結論から言うと、基本的に資格はいらない。
ただし、資格があった方が有利な人もいます。
注意
※食品関連・体に使う石鹸などのハンドメイドは、国や都道府県からの資格や許可が必要なので注意してください。
ここからは、資格がいらない理由と、資格があった方がいい人がいる理由を解説していきます。
ハンドメイドの資格が必要ない理由は?
ハンドメイドの資格がいらない理由は3つ。
① 本やYouTubedeで学べる
ハンドメイドの販売は、資格がなくても技術があれば誰でもできます。
本やYouTube(Instagram)でも、販売できるだけの技術は身に付きます。
本 | YouTube | |
学べること | ・基本の技法 ・基本の道具 | ・動画で技法を確認 |
本は、基本的な技法・基本の道具が写真付きで学べるので、初心者におすすめです。
YouTubeは、基本の技法・道具紹介だけをまとめた動画はほとんどありません。
なので、本で勉強しながら、もっと詳しく知りたいことをYouTubeで学ぶのがおすすめです。
【おすすめの本】
ハンドメイドアクセサリーを始めたいなら「まずはこれ!」という本↓
海外でも人気が高まっているつまみ細工。
海外の販売を考えてるなら、日本の伝統技法で作るアクセサリーを勉強してみては?
日本でもつまみ細工の作家さんが増えています。
【YouTubeの活用の仕方】
苦手な技法・わからないところを動画で確認するような使い方がおすすめです。
本で学びながら、めがね留めがうまくできないな。と思ったら「めがね留め やり方」と検索してみましょう。
現役の作家さんたちが、作る過程・注意点をわかりやすく動画にしているので参考になります。
初心者さんが勉強になるYouTubeチャンネルは、貴和製作所の「Kiwa Recipe」です。
② SNSを活用すれば初心者でも売れる
SNSを活用すれば、実績のない初心者でも、商品が売れブランド自体にもファンがついていきます。
ブランドのファンが増えれば、安定した売り上げを保つことが可能。
SNSの中でも、ハンドメイド商品は画像や動画が中心のインスタと相性が良いです。
ブランドのファンになってもらうには、SNSで ただ商品の紹介するだけではダメ!
共感を得やすく、感情が入りやすい、ストーリー性が重要。
ストーリー性
- ブランドが誕生した経緯
- ブランド名に込められた思い
- 作品が作られていく過程
- 作品に込められた思い
- 使用パーツの品質に対する考え方
- 作品のこだわりポイント
- 失敗談
そのストーリー性を表現するのに適しているのが、インスタのリール動画です。
SNSで成功すれば、初心者でも売れることができるので、インスタの運用方法は学びましょう。
運用法は本で学び、さらに他のハンドメイド作家さんの人気のあるリールを多く見て学ぶことが大切です。
③ 資格を取れば売れるわけではない
資格は、あくまでもお客様への安心材料の一つです。
商品やお店の評価が全くない初心者の時に、資格がある人は資格がない人に比べて信頼度が増し、購入されやすくなる という程度。
商品・店の評価がない場合、お客様の判断材料は以下の通りです。
- 商品画像
- 商品の説明文
- プロフィール
プロフィールに資格の保有を記載することでで「きちんとした技術を持っているんだろうな」と判断されます。
そのため、売れるために資格を取る!という考えは間違い。
資格よりは、SNSへ誘導して自分のブランドをアピールした方が、お客様の心をつかむことができます。
ハンドメイドの資格があった方が良い人とは?
ハンドメイドの資格はいらない理由をお伝えしてきましたが、ハンドメイドの資格があった方が良い人がいるのも確かです。
それはどんな人なのでしょうか?
①初心者で実績がなくSNSも苦手
売れるために、初心者にはSNSが一番効果的ですが、様々な理由で出来ない人もいますよね。
- SNSが苦手
- 子供がいてSNSまで出来ない
- 本業が忙しくSNSまで出来ない
SNSができない人には、資格を取ることは有効です。
なぜなら、商品・店の評価がなかった場合、お客様はプロフィールを見て「どんな売り手の人なのか」「どんなブランドなのか」を判断することが多いからです。
プロフィール欄に資格の保有を記載すれば、商品への信頼・安心感が増します。
そのため、初心者こそプロフィールを書くときは「丁寧」「見やすい」「わかりやすい」文章なのが重要!
②ハンドメイドの講師をしたい人
講師をしたいと考えている場合は、認定講師(インストラクター・アドバイザー)の資格があった方が有利です。
ハンドメイドの講師は、基礎を教えることがほとんどです。
そのため、基礎をしっかりと学んだ資格保有者の方が、生徒さんからの信頼度がありますよね。
ワークショップや外部講師として働く場合にも、履歴書に資格を記載できるので、アピールポイントとなります。
自宅で講師をしている人は、資格の認定証を飾るのがほとんど。
資格がなくても教えることはできますが、その場合は実績と知名度が必要なので、かなり難しいです。
講師をしたいと考えているなら、資格は取得しておきましょう。
③ハンドメイドの基本的な技術に自信がない
ハンドメイド作家にとってダメなことは、 自分の作ったものに自信を持てないこと。
初心者のハンドメイド作家は「こんな価格で売って大丈夫?」と不安になる人が多いです。
自信がないと起こること
販売価格を安くしがち
安い店として印象が付いてしまうと、その後が大変。
「安いからこの店で買う」というお客様が顧客になるからです。
商品が売れ始めて、技術にも自信がつき、適正価格に引き上げた場合、客離れが起こります。
お客様としは、こんな気持ち↓

安いから買ってたのに

この価格出すなら、別のお店で買おう
安売りは、店・商品の価値を下げる行為!
たとえ人気店に成長しても、高い利益は見込めず、忙しいのに貧乏状態になります。
そこで、きちんと技術を学び・資格を取り・自信をつけることで、迷いなく適正価格で販売できるようになるので、資格取得は有効です。
資格を取るならどこがおすすめ?


基礎をしっかりとマスターでき、仕事に役立てることができます。
最短2か月で資格を取れるコースがあるので、開業の準備をしながら学ぶことも可能。
SARAスクールの全ての講座は「基本コース」と「プラチナコース」があります。
おすすめは「プラチナコース」
理由は、資格試験が免除されるため、家にいながら卒業時に2つの資格が認定授与されるからです。
コース | 基本コース | プラチナコース |
価格 | 59,800円〜 73,500円 | 79,800円〜 |
おすすめの人 | 資格はいらない人向け | 短期間で確実に資格を取得したい人向け |
資格試験 | 各協会に自分で申し込み試験する | 免除 (課題提出のみで在宅で2資格認定授与) |
認定試験受験費用 | 各資格10,000円(税込) | 免除 |
期間 | 資格取得まで最短3か月 | 資格取得まで最短2か月 |
※価格は、ハンドメイド系の講座の価格になります。
↓初心者でも簡単に資格取得↓
資格より重要なスキル
売れるために重要なのは、販売スキルです。
自分の好きな物を作って・販売しているだけでは、売れません。
技術の高い素敵な商品を作っても、販売スキルがないと売れません。
スキルが必要なところ
- プロフィール
- 商品点数の充実
- 商品画像
- 商品説明文
- 売りたい商品ではなく、売れる商品を作る
- 新作の販売頻度や販売開始のタイミング
初心者は、まずはminneやcreemaに出品する人も多いと思います。
はじめから整ったお店づくりをしておくと、minneやcreemaで商品を特集などで紹介してもらえる確率も上がります。
minneやcreemaでは定期的に「NEWクリエイター」の商品紹介の特集記事が出るので、それに載れるよう頑張ってみましょう。


今まで販売したことがない人には、販売スキルとはどんなものかよくわかりませんよね。
そこでおすすめなのがこの本です。
これはハンドメイド作家は全員が買うべき!!!
この本は、minneでアドバイザーしている方が書いた本で、かなり詳細に丁寧に書いているので、本当に役立ちます!!
本の通りに店作りをすれば、価格の決め方・写真の撮り方・文章や商品名の良い書き方までスムーズに進めることができます。
そして、もう一冊紹介したいのが、メンタリストDAIGOさんのこの本
私は、文章術の本をたくさん読みましたが、これ一冊読めばOKです。
ネット販売が中心のハンドメイド作家には、短い文で、人の心を動かすことが重要ですよね。
その能力は、プロフィールを書くときや商品説明文のときに、役立ちます。
この本は、見事に短い文章で、心に響く言葉を簡単にわかりやすく解説しているのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ハンドメイドの資格はいるのか?を解説しました。
資格が必要ない理由
- 本やYouTubeで学べる
- SNSを活用すれば初心者でも売れる
- 資格を取れば売れるわけではない
資格があった方がいい人
- 初心者で実績がなくSNSも苦手
- ハンドメイドの講師がしたい
- ハンドメイドの基本的な技術に自信がない
資格はあるに越したことはありませんが、肩書ばかりにこだわっていても商品は売れません。
ハンドメイド作家が売れるためにもっと大切なのは、技術のスキルを上げることと、運用のスキルを上げることです。

素敵な作品を販売して人気作家になりましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。