販売ノウハウ

リピーターを増やす方法【リピーターが増えると売り上げが安定する】

こんにちは。ayaです。

ハンドメイド販売をしていて、
”リピーターが増えない” ”売り上げが伸びない”
こんな悩みはありませんか?

売り上げを伸ばして、売り上げを安定させるためには、リピーターの獲得は不可欠です。
今回の記事では、リピーターを増やす方法についてまとめました。

◆こんな人にオススメ◆

・売り上げを伸ばしたい

・売り上げを安定させたい

・リピーターが増えない
・増やしたい

この記事を読むと、リピーターの必要性と増やし方が理解できます。


リピーターを増やすことができれば、自然と売り上げが伸び、売り上げは安定します。

それでは、解説していきます。

リピーターを増やす3つのメリット

まず、商品を購入される顧客の層は、大きく3つに分けられます。

顧客層特徴
一般客・新規顧客
・購入頻度の低いお客様
流行客・セール、キャンペーンの時のみ購入
リピーター(優良客)・商品、お店のファンになり、断続的に購入

顧客層の中で、リピーターを増やすメリット3つをご紹介します。

売り上げアップ・売り上げの安定

よく言われる法則で、パレートの法則(80:20の法則)があります。

これは、売り上げの8割を、全顧客の2割が生み出しているというものです。
この2割というのが、リピーター(優良客)の存在です。

リピーターは、購入する頻度が高く 一回の購入金額も高い傾向にあります。

【例えば、新作を出した時】
リピーターが多いと 新作を見る人数も多く購入する人数も多くなります。
そのため、売り上げが伸び・毎月の売り上げも安定しやすくなります。

また、リピーターは商品の品質や店の対応に信頼を寄せているため
商品のまとめ買いなど、一回の購入単価が高いことも多いです。

【例えば、新作を10点出品した場合】
一回のお買い物で2~6点のまとめ買いをするリピーターもいます。

集客コストの削減

一般的に、新規顧客の獲得には、リピーターの5倍のコストがかかると言われています。
店・商品を知ってもらうための宣伝費・労力・時間をかける必要があります。

新規顧客の獲得のためには、チラシやネットでのプロモーション費用がかかり
割引クーポンなどで購入のハードルを下げる工夫などが必要になります。

一方、リピーターはすでに商品を購入した経験があるため、店・商品への信頼度があります。

そして、お店のSNS・ブログをフォローしていたり
メルマガ・LINE登録してくれていることも多いです。

そのため、届けたい情報をダイレクトに届けることができます。

リピーターに対しては、お誕生日クーポン・会員限定クーポンなど
効果的にクーポンを利用することで、さらにいサイトの訪問率や購入率が上がります。

リピーターが多いほど、少ない費用・労力・時間で成果を得ることができます。


ブランド価値の向上

リピーターは、商品や店に対して良い印象を抱いています。

そのため、店・商品レビューへの評価が高い傾向にあり、
お客様自身のSNSなどでも商品を紹介されることがあります。

レビュー評価の高さや、購入者によるSNSの露出の増加は、ブランド価値を高めてくれます。


レビューやSNSにより、新規顧客の獲得につながることも多くあります。

リピーターのお客様が、ブランドの価値を高め新しいお客様も呼び込んでくれる
このように、リピーターが店にとっての広告塔となってくれます

リピーターが増えない理由

どれほど良い商品を販売していても、
リピーターにつながる対策をしていないと、リピーターは増えません。

リピーターが増えない大きな原因は2つあります。

商品・サービスに不満を感じる

当たり前ですが、顧客が求めている商品を提供できなければ、不満を感じます。

ただし、不満に感じるのは商品だけではありません。

商品に満足しても
店の対応に不満を感じて、次につながらないケースもあります。

特に、商品を使用する予定があって注文した場合、予定通りに届かないとかなりのストレスです。

人の記憶は、良い印象より悪い印象の方が残りやすいです。

商品が良くても、店の対応が悪いと悪い印象の方が勝ち、次につながりません。

リピーター獲得に向けた集客ができていない

顧客が商品を気に入ったとしても、待っているだけでは次の購入につながりません。

気に入った商品でも、認知度の高いブランドでもない限り
意外とどこで買ったのか忘れてしまうことも多いです。


顧客が新たに何か欲しいと思ったときに、店の存在を思い出してもらう必要があります。


顧客にお店の存在を忘れさせない対策が出来ていないと、リピーターの確保は難しいです。

リピーターを増やす4つの方法

リピーターを増やすための4つの方法を見ていきます。

商品の価値を顧客に共感してもらう

商品のコンセプトを伝え、商品の価値を顧客に共感してもらうことです。

この店でしか買えないデザイン。質の高さ。価格の安さなど、様々あります。

アクセサリーの場合のコンセプトの例として。
「医療用工具にも使用されているサージカルステンレス(SUS316L)を使用したアクセサリー。
金属アレルギーがが出にくく、デリケート肌に優しく安心な金属にこだわりました。」

金属アレルギーや、敏感肌で悩んでいれば
肌に優しい金属というのは、とても魅力的に感じます。

同じデザインのアクセサリーでも、コンセプトの有無で印象は変わります。

コンセプトに共感することで、
「アクセサリーを買うならこの店から買いたい!」と考える顧客もいます。

特別感のあるサービスを用意する

何度も購入してくれるリピーターに、感謝の伝わるアプローチで満足してもらいます。


その方法として、
「登録者限定セール」「お誕生日クーポン」「リピーター限定の割引クーポン」などは、効果的です。

新規顧客にもリピーターになることへのメリットが伝われば、リピーターへ変化してくれる可能性があります。

注意ポイント

安さを追求し過ぎなこと。


割引率が高い、セールを頻繁にすると客単価が減少利益が減ります

集客コストを考慮しつつ、リピーター戦略を考えることが大切です。

問い合わせ対応は迅速丁寧に

ハンドメイド販売をしていると
商品への質問・オーダーの依頼・再販予定など、問い合わせがきます。


重要なのは返信のスピードです。

即答できない内容でも、その時点でわかっている事だけでも先に伝えることが大切です

例えば、再出品の希望の問い合わせがあった場合。

商品のパーツの在庫は欠品中。
入荷できるか分かるのが2日後だとします。

顧客は、使う予定があって購入を考えていることも多いです。

そのため、その時点でわかってる情報を伝えると、顧客自身が次の行動を考えることができます。


問い合わせに対して、すぐに返信をすることで好印象を与えることができます。

SNS・メルマガなどで定期的な訪問を誘う

インスタグラムやツイッターなどのSNS、
ブログの投稿やメルマガの配信で、店や商品のファンを増やしてリピーターを増やします。

重要なポイント

①フォロワーが興味のある情報を発信する

②定期的な更新

新作情報の発信だけではなく
アクセサリーならコーディネート写真や製作風景など、
サイトでは見れない、フォロワーが見たいと思う内容を発信すると良いです。

そして、定期的な更新も大切です。
毎週金曜9時に更新。など、更新日を決めると、見ることが習慣化され、着実にファンは増えていきます。


SNSの注意ポイント

”いいね”の数や、ファロワー数にとらわれないこと

SNSの目的は、
この店の商品が欲しい!と思う、お店・商品のファンを増やすことです。

ただ、フォロワーを増やしても意味がありません。


レビュー・口コミを参考にする

自身の店のレビューを見て、改善点など見つけるのはもちろんですが、

creemaやminneで、自分と同じカテゴリーの人気店のレビューを参考にすると良いです。

人気店の中にも、高評価ばかりの店と
低評価が目立つ店があります。

これは、かなり参考になります。

高評価の店

・問い合わせの返信が早い・丁寧
・注文後の対応が早い
・発送が早い
・梱包が丁寧
・商品の作りが丁寧

高評価は、顧客がストレスを感じることなく安心して取引きができています。

低評価の多い店

・問い合わせに返信がない
・注文後、一度も連絡なく不安だった
・発送予定日を過ぎても、発送されない・連絡すらない
・写真とあまりにも違いすぎる

人気店なのに低評価も多い店は、商品よりも対応に問題がある場合が多いです。
素晴らしい商品でも、対応が悪いと不満の残る取引きとなります。
なかなかリピートにはつながりません。

このように、レビューや口コミを参考にすると
顧客は何に不安や不満を感じ何に満足しているのかがわかります。

まとめ

今回は、リピーターを増やす方法についてご紹介しました。
売上の安定にはリピーター獲得は絶対条件です。

リピーターを増やす方法

  • 商品の価値を顧客に共感してもらう
  • 特別感のあるサービスを用意する
  • 問い合わせ対応は迅速丁寧に
  • SNS・メルマガなどで定期的な訪問を誘う
  • レビュー・口コミを参考にする

ポイント

・質の良い商品でも、コンセプトがないと売れずらい

・良い商品でも、店の対応が悪いとリピーターにはならない

ネット販売が増えている今、良いものさえ作れば売れるという考えは間違えです。

 

リピーターを増やし、安定的な売り上げを目指してみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

-販売ノウハウ
-, , ,