皆さんは、どんな風に商品名を付けていますか?
今回は、
適切な商品名の付け方から
やってしまいがちな間違った商品名の付け方のお話しです。
適切な商品名の付け方
結論から言うと、
①使用している素材やデザイン・モチーフを書く。
②大事なことは、商品名の先頭に書く。
ハンドメイド作家は、creema・minne・iichiで出品している人も多いと思います。
どのサイトも、作品数は膨大です。
1ページにつき、40〜100作品くらいが表示されます。
その中からお客様は、商品画像・商品名・金額で
気になった作品をクリックして詳細を見ます。
それでは、商品名の書き方を説明します。
①使用している素材・デザインを書く
例えは、下のネックレスの商品画像なら•••どんな商品名がいいと思いますか。
回答は:
商品名
【14kgf】イチョウモチーフ50cmネックレス
「オシャレじゃない。」と、思うかもですが
めちゃくちゃ わかりやすいです。
この商品名を見るだけで、知りたい情報がほとんど入ってます。
・金属の素材は14kgf
・イチョウモチーフ
・長さは50cm
その情報を得た上で商品画像を見ると、お客様はこんなことを考えます。
「14kgfなら、アレルギー肌でも大丈夫かもしれない。」
「これはイチョウで、サイズ感はこんな感じなんだ。」
「50cmネックレスで、つけるとこれくらいの長さなんだな〜。」
説明文を読まなくても、商品名を パッと見ただけで多くの情報量が伝わります。
また、商品名に素材やデザインの情報を書いておくと
検索エンジンにも引っかかりやすいです。
皆さんも、商品を探すときはピンポイントで検索をかけますよね。
【14kgf イチョウ ネックレス】 など・・・
このように、お客様がどのようにネックレスを検索するのかを考えて
商品名をつけるのも大切です。
②大事なことは、先頭に書く
商品の検索時、商品名は頭の十数文字が表示されます。
なので、伝えたいことは先頭に!!!!が鉄則です。
今回 例に出したネックレスは、
「14kgf」と「イチョウ」ということを一番に伝えたい。
「ネックレス」と「50cm」という情報は、画像で伝わるので表示されなくても大丈夫です。
同じ言葉を使っても、並べ方で伝わり方が変わります。↓
【14kgf】イチョウモチーフの50••••
50cmネックレス・イチョウモチ••••
左:【14kgf】イチョウモチーフの50cmネックレス
右:50cmネックレス・イチョウモチーフ【14kgf】
左の方が、どんなネックレスなのかがよく伝わります。
伝えたい言葉を後ろに持っていくと、短い商品名なのにメッセージ性が薄れてしまいます。
このように、伝えたい言葉は先頭に持ってきましょう。
間違った商品名の付け方
よく間違った商品名の付け方を目にします。
下の商品画像から、間違った商品名の付け方を書いてみます。
間違った商品名①
Fluttering Ginkgo
英語でイチョウが舞い散る。というような意味ですが
オシャレにしたくて横文字にする人がいます。
でも、これって何にも伝わりません。
金属の素材は何だろう?
このモチーフはイチョウかな?など
お客様が一番知りたい情報が全くない。
この状態では、商品をクリックして商品説明を読もうとしてくれる人は、ほとんどいません。
間違った商品名②
イチョウのネックレス
これは、イチョウのネックレスというのは伝わります。
でも、もったいないですね。
金属の素材が、14kgf・サージカルステンレス・Silver925などが記載されていれば、もっと興味を持つ人が現れます。
ネックレスの長さも入れておくと、さらに良いです。
商品画像を見て、商品名で情報を補足することで、商品に惹かれる人は増えます。
間違った商品名③
【再再再再再再再再再再出品】14kgf/イチョウの50cmネックレス
creemaやminneでは、これをやる人が結構多いです。
再出品を繰り返すほどの 人気商品ですよ!!って言いたいんでしょうが
これってお客様からしたらどうでも良い話しです。
ましてや、【在庫1点→売り切れ】を繰り返しているのか
【在庫20点→売り切れ】を繰り返しているかもわからなので、
再出品の数の多さ=人気商品とは限りません。
再出品の数をアピールするのは、無意味です。
この【再出品】の文字のせいで
本来 伝えたいネックレスの内容の文字が、表示されなくなっているのをよく見ます。
本当に人気商品であれば、検索時の人気順で上位に表示されるか、売り上げランキングに載ります。
ここでは、商品の中身をアピールしましょう。
まとめ
商品名をつけるとき、特に初心者がやりがちなのが
高級ブランドなどを真似して、おしゃれな横文字にしたりします。
しかし、私たちのような小さなブランドは
一目でどんな商品なのかが分かること。
興味を持ってもらうこと。
これが大切です。
そして、商品名に素材やモチーフを入れておくと
検索エンジンにも、引っかかりやすくなります。
そういった視点から、商品名をつけていきましょう。