「商品が1点も売れない」
「月の売り上げが、なかなか1万円を超えない」
こんな悩みを抱えながら、商品を販売していませんか?
今回の記事では、月1万円を稼ぐために必要なポイントを6個にまとめました。
この記事を読むと、【月1万円を稼げない理由】と【月1万円を稼ぐ方法】がわかります。
この記事を書いた人:Aya 2013年からハンドメイド作家として活動。 |
月1万円を稼げない理由
月1万円を稼げない原因は大きく2つあります。
・正しく販売できていない。
・諦めが早い。努力を継続できない。
もう少し詳しく説明していきます。
正しく販売できていない
ネット販売の場合、商品の見せ方も大切です。
どんなに良い商品でも、販売方法を間違えると売れません。
正しい価格で、正しい方法で、正しく販売すれば、きちんと売れます。
特に初心者に多いのが、価格を安くし過ぎることです。
安くし過ぎると、売り上げを伸ばすために販売個数で勝負する必要があります。
1万円を売り上げることも、大変になります。
しっかりと、商品と価格が見合うようにしましょう
諦めが早い・努力を継続できない
売れない人は、商品が売れずにやる気を無くし、努力が継続できない人が多いです。
「販売を始めてもすぐに結果は出ない。」ということを理解することが大切です。
私を含め多くの人は、有名人でもなければ広告費を出せるほどの経費もありません。
売れるまでに時間がかかります。
売れない期間の努力が大切になります。
売れない人に多いのが、商品を販売した後、売れるまで待つ。
売れてる人は、商品の販売後も商品ページをより良くするために、改善を繰り返しています。
月1万円を稼ぐシンプルな6つの方法
月1万円を稼ぐには、特別なことをする必要はありません。
とにかくシンプルで基本的なことです。
ただし、この基本的なことを本気で取り組んでください。
特に2〜4の項目が重要ですが、2〜4の作業ができていない人が多いです。
月1万円を稼ぐ方法
- 1:ハンドメイドサイトに出品する
- 2:正しい価格設定にする
- 3:魅力を伝える商品画像
- 4:商品のサイズを詳細に書く
- 5:商品を12点以上、出品する
- 6:ハンドメイドサイトの募集要項に積極的に参加する
それでは、もう少し詳しく説明しいていきます。
1:ハンドメイドサイトに出品する
数年前までは、「ハンドメイドサイト=素人の趣味」
こんな風に思わることも、多かったです。
しかし、今では法人も参入するほどの巨大マーケットです。
サイトへの出品にはお金もかからないので、参加しない理由はありません。
ハンドメイドサイトの強みは、【サイトの信頼度の高さ】【集客力】です。
サイトの信頼度の高さ
商品を購入する時、個人情報やクレジットカード情報を記入する必要があります。
大手のハンドメイドサイトの場合、セキュリティー面や 問題が生じた際の会社の対応面で、信頼度が高いです。
信頼度が高いと、個人情報やクレジット情報の記入に不安を感じにくく、購入につながりやすいです。
実績のない個人の販売サイトは、信頼度が低く購入まで進まないことも多いです。
お客様の心理としては、「商品の質・サイトの安全性がわからないお店で買うより、きちんとしたお店で可愛い物を見つけたい。」となります。
個人の販売サイトでやっていきたいと思っている人も、まずはハンドメイドサイトに出品してみてください。
ハンドメイドサイトで販売実績を上げれば、個人の販売サイトも徐々に知名度・信頼度が高まっていきます。
集客力
ハンドメイドサイトのminne・creema・iichiでは、すでに多くのサイトのファン(お客様)がいます。
個人の販売サイトの場合、SNSで集客したりPR広告を出す必要も出てきます。
時間と労力、時にはお金がかかります。
売れる・売れないの前に、サイトを知ってもらう作業がかなり大変です。
個人の販売サイトを持つことはオススメですが、まずはハンドメイドサイトで知名度・評価を上げてください。
すると、個人の販売サイトでも売れやすくなってきます。
2:正しい価格設定にする
目標金額の達成には、価格設定は重要です。
間違った価格設定は、売り上げに影響します。
例えば、商品価格が1,500円・3,000円・5,000円で、達成すべき販売個数を比べてみます。
目標金額が1万円の場合でも、商品価格が1,500円だと 7個も売る必要があります。
販売数が増えると、商品を作る以外にも 以下の作業時間も増えます。
販売個数が増えると、梱包・確認作業にも時間がかかります。
販売個数が増えるということは、人気も出てきているので、質問やオーダーも増えてきます。
何を作り、いくらで売るのか。
きちんと販売計画を立てないと、目標金額の達成は難しくなります。
しっかりと考えて決めてください。
商品価格の決め方の詳細は、以下の記事をご覧ください。
3:魅力を伝える商品画像
ネット販売では、商品を手に取って見れないので写真の役割は大きいです。
商品画像で気を付けることはたくさんありますが、初心者がまず気を付けることは次の通りです。
①明るさ・色み
②サイズ感・質感
③最低5枚、商品画像を用意
詳しく解説していきます。
①明るさ・色みに気を付ける
明るすぎる・暗すぎる商品画像は、色み・質感が伝わらず、購入されにくいです。
購入されても、「写真と色が違う。」とクレームにつながりやすいです。
PhotoShopやアプリなどで明るさ・色みを修正してサイトに出品しても、見え方が違うことがあります。
私もPhotoShopで修正してますが、サイトに出品するとPhotoShopで見るより暗くなるので、意識して画像修正してます。
商品を出品したら、パソコン・スマホで商品の見え方を確認してみてください。
②サイズ感・質感がわかるようにする
商品画像でサイズ感が伝わる一番の方法は、着画です。
身につけた時のイメージが湧きやすいのでおすすめです。
例えば お客様が
「小粒のパールネックレスが欲しい」となったとき。
店には、2mmと3.5mmの2種類のパールネックレスがあります。
しかし、商品画像だけだと サイズ感がつかめず選ぶことが難しいです。
そこに、着画があるとサイズ感が伝わり購入につながりやすくなります。
また、パールや天然石などはアップ画像を用意して、質感・透明度・傷の有無などがわかるようにします。
③最低5枚は、商品画像を用意する
商品画像は、1~4枚だと情報量が少なく売れにくいです。
最低でも5枚は用意してください。
私も、写真を撮るのは上手な方ではありません。
それでも、ポイントを抑えて撮っているので売れます。
最低5枚の例を出します。
ネックレスで5枚の画像。
【①着画】【②全体】【③中心部分のアップ】【④横から見たパール】【➄留め具】
ネックレス画像でよく見る失敗が、全体画像がない。留め具画像がないことです。
特に、留め具の画像がないのはダメです。
留め具には種類があり、お客様にも留め具の好みがあるからです。
ピアスで5枚の画像。
【①全体】【②石のアップ】【③横】【④裏側】【➄着画】
よく見る失敗は、裏のデザイン画像がないことです。
ピアスの裏側のデザインも、購入の決め手の一つとなるので必ず載せてください。
また、石や天然石の場合は、アップ画像も必要です。
石のデザインによっては何枚か撮って、石の特徴などを伝えます。
お客様が、商品のどこを確認したいのかを考えながら画像を撮ってください。
そうすると、自然と5枚以上の画像が用意できます。
4:商品の種類・サイズを詳細に書く
商品の画像の次に気になるのが正確なサイズです。
お客様が必ず持つ疑問はこんな感じです。
最低でも、この疑問には答えましょう。
・ネックレスの長さは?
・ピアスの長さは?
・パール、天然石のサイズは?
・天然石の種類は?
・金属の種類は?
淡水パールのネックレスを例にして、商品詳細を書いてみます。
赤線を引いた箇所がポイントです。
【ネックレスのサイズ】
◆全長40cm
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【素材】
◆淡水パール ポテト:4.5~5mm
◆淡水パール ポテト:2.5〜3mm
(個体差があります。あくまでも目安です。)
◆金属:全て14kgf
(読み方:14金ゴールドフィルド)
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【14kgfとは?】
真鍮にK14の層を高熱と圧力で圧着させたものです。
K14の層の重量が、総重量の1/20以上のものを14kgfといいます。
金メッキの約100倍の厚さのK14の層でできています。
そのため、金属アレルギーを起こしにくい金属と しても人気があります。
ここ最近、国内での14kgfの注目も高まり、目にする機会も少しずつ増えてきた素材です。
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淡水パールや天然石のサイズは、一粒一粒に個体差があります。
下記のように、サイズを断言すると「サイズが違う」とトラブルになる可能性があります。
・淡水パール ポテト:5mm
・淡水パール ポテト:3mm
トラブルになるのを避けて、サイズを書かない人も多いのですが、一粒のサイズは書いてください。
トラブルにならずにサイズを伝える方法の例文を3つほど書いてみます。
・淡水パール ポテト:5mm(±0.5mm)
・淡水パール ポテト:3mm(±0.5mm)
(サイズには個体差があります。あくまでも目安です。)
・淡水パール ポテト:4.5~5mm
・淡水パール ポテト:2.5~3mm
(天然の形状のためサイズは目安となります。)
・淡水パール ポテト:5mm
・淡水パール ポテト:3mm
(サイズには個体差があります。あくまでも目安です。)
ポイントは、サイズの目安と個体差があることを伝えることです。
次に、【14kgfとは?】と、使用している金属の説明をしていますが、これも必要となります。
最近では、アクセサリーに様々な金属が使われています。
真鍮・14kgf・16KGP・Silver925・サージカルステンレス・・・・
どんな金属なのか分からないと、商品ページから離れていってしまいます。
わざわざ、自分で調べようと思う人はほとんどいません。
必ず商品1つ1つの説明文の中に、使用している金属の詳細を書きましょう。
5:12点以上を出品する
商品は、12点以上 出品してください。
ハンドメイドサイトminneでも最低でも10~12点が推奨されています。
見た目を比べてみます。
左は3点。右は12点。
(左)
出品数が少ないと、寂しい印象で お客様の閲覧時間も短くなります。
きちんと活動しているお店なのか、不安になります。
(右)
出品数が多いと、様々なデザインがあるので見ていて楽しくなり、自然と閲覧時間も長くなります。
6:ハンドメイドサイトの募集に積極的に参加する
ハンドメイドサイトでは、季節ごとに募集要項がメールで送られてきます。
春なら、「卒入学式に合わせるアイテム」や「桜アイテム」など。
募集要項に合った商品を作ったら、応募してください。
選ばれると、サイトの特集ページやメルマガに掲載されます。
応募したからといって選ばれる保証はありませんが、無料で応募できるので参加するべきです。
掲載されると、初心者でも月に10~30万円、稼げることもあり夢があります。
私も、掲載によって売れたので、皆さんにも挑戦してもらいたいです。
ただし、掲載されて売れた後に売れるための努力ができないと、すぐに売れなくなります。
掲載は、あくまでも売れるためのきっかけづくりです。
もう一点、理解しておくべきことは、掲載されても売れるとは限らない。ということです。
何十回と掲載さた私の経験になりますが、掲載方法によっても売れ方が変わります。
まず、特集での紹介とメルマガだと、メルマガの方が反応が良いです。
それは、メルマガの方が見る人数が圧倒的に多いからです。
次に、掲載される商品の配置場所による売れ方の違いです。
【爆発的に売れた】
特集ページ・メルマガでイメージ画像としても使われた商品。
【かなり売れた】
特集・メルマガのトップ2~ 3列までに載った商品。
【結構売れる時と、ほとんど売れない時がある】
中間あたりに載った商品。
【1点も売れないことが多い】
かなりスクロールしないと見れない下の方の商品。
1点も売れなかったとしても、商品や店をお気に入りに登録してくれるお客様はいます。
知ってもらえるきっかけにはなるので、ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ハンドメイドで月1万円を稼ぐシンプルな6つの方法をご紹介しました。
月1万円を稼げない理由
・正しく販売できていない
・諦めが早い。努力を継続できない
月1万円を稼ぐシンプルな6つの方法
1,ハンドメイドサイトに出品する
2,正しい価格設定にする
3,魅力を伝える商品画像
4,商品の種類、サイズを詳細に書く
5,商品を12点以上、出品する
6,ハンドメイドサイトの募集に積極的に参加する
月1万円を稼ぐためにやるべきことは、難しいことではありません。
この6つの方法を実践して、月1万円を安定的に稼いで さらに次の目標に進みましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。